Windows に あたらしい周辺機器を接続すると、ハードウェアウィザードが起動し、各種設定を自動的に設定・使用可能にしてくれます。
あるいは、メーカー供給のセットアップガイドに従い、適度に調整することで ほとんど手を加えることなく 使用可能になるでしょう。
通信機器の
TAやモデムの場合、通常の「ダイヤルアップ」に使う程度なら、*.ini が自動で読み込まれセットアップが完了します。
これは、インターネットとの接続や パソコン通信に必要な「手順(プロトコル)」が 技術的に容易なものだからです。
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しかし、 DAブラックホールは違います。
DAブラックホールは、TAやPHSの「深い部分の機能(チップ性能やプロトコル仕様)」を使うことで、回線に直接的に働きかけ、遠く離れた交換機から情報を取得します。
当然、このような動作については、Windowsほか 一般的なOSは想定していないため、DAブラックホールのセッティングについては
完全に自動化することはできません。
最終的な調整は、やはり人間である ユーザーが 行うことになります。
ただ
幸いなことに、この調整自体は、さほど 難しい作業ではなく、一定の手順に従えば どなたでもできるものです。
ここでは、DAブラックホールのセッティングについて、わかりやすく解説してゆきます。