たまにある仮想デバイスが機能しない問題
VMwareのホスト側やVMware Toolsをアップデートしたとき、仮想マシン(ゲスト側)でサウンドカードやプリンタ、ディスプレイなど仮想デバイスが使えなくなることがある。
そんなときは、[仮想マシン設定]で 該当の仮想デバイスを削除し、あらためて追加すると正常に機能することがある。
私の環境では、音声が機能しない問題が時折あり、今回はたまたま再現したので、その対処メモを残す。
サウンドカードやビデオデバイスを仮想マシンで使用できないことあるよね
VMwareのホスト側やVMware Toolsをアップデートしたとき、仮想マシン(ゲスト側)でサウンドカードやプリンタ、ディスプレイなど仮想デバイスが使えなくなることがある。
そんなときは、[仮想マシン設定]で 該当の仮想デバイスを削除し、あらためて追加すると正常に機能することがある。
私の環境では、音声が機能しない問題が時折あり、今回はたまたま再現したので、その対処メモを残す。
あるとき、サウンドカードが仮想マシンで使えなくなってしまうことがある。
このケースでは、デバイスマネージャーでも「ほかのデバイス」として認識はされているが、警告マークが付与され機能していないことが示されている。
VMwareのサウンドカードは一般的なHigh Definition Audio デバイスとして用いられるが、現状では仮想マシン用のドライバはロードされていない。デバイスを削除して仮想マシンを再起動しても変化はない。それっぽいドライバに更新することも試みるが、それもたいていはうまくいかない。
VMwareのナレッジベースでは「Windows 仮想マシンで音声が機能しない」として同様の現象に言及しているが、内容が古く、これでは私の環境では解決しなかった。
そこで、VMwareのツールバーから[VM]→[設定]を選択し、サウンドカードを削除する。
仮想デバイスの再起動を行ったうえで、サウンドカードを追加する。
↓[追加]
↓デバイスを選択し[次へ]
↓[完了]
正常に機能するようになった。
↓デバイスマネージャー
考えられる原因のひとつは、動作環境に対する*.vmx 記述内容の不整合と推測する。
*.vmx を、旧ファイルにロールバックすると、障害が再現するからである。
適切な*.vmxの記述内容は、そのときの状況によって異なるので、直接編集するよりも まずは「仮想マシン設定」で整合をとることが第一選択と考える。
2017/03/20・山崎はるか
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