mixiメッセージのバックアップ・全削除
前作の 撤退!mixi日記 とともに、必然的な課題であった
メッセージのバックアップ。
撤退するなら、当然 メッセージのバックアップツールも必要だろう。
ただ、これについては、前々から 考えていることがあった。
「バックアップした結果を メーラーに取り込めないか」
メッセージなのだから、メールとしてインポートできれば、同じ扱い・親和性も高いはずである。
また、メールソフトに取り込むことで、バックアップ後の管理の一元化が行えるばかりでなく、メッセージの検索も容易になる。
今回は、メッセージのHTML保存だけでなく、各種メーラーが インポートできるファイル形式でのバックアップを行うようにした。
欲をいえば、このツールを POP/SMTPにして、mixiとの中継ができればベストだと思うが、とりあえず 現状は mixi
メッセージのバックアップツールとして機能させることにした。
例によって、「Click Once 機能 」という一発インストールテクノロジーを用いている。
1.入手 | |||
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ご注意
なお ユーザー保護の観点から、このプログラムには 電子署名(コードサイン)をしている。 |
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2.起動・操作 | |||
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インストールが完了すると、ただちに起動される。 1. 保存する形を指定して、※ 2.[バックアップ開始] を押す。
● HTML形式・・・通常のメッセージ表示を ほぼ保持して保存します。 ● eml形式・・・OutlookExpress やBecky! などでインポートできるファイル形式です。1メッセージにつき 1メール(ファイル)として保存します。 ● mbox形式・・・多くのメーラーでインポート可能な汎用ファイル形式です。すべてのメッセージを1ファイルにまとめます。保存時点ではテキスト形式の拡張子(*.txt)がつけられています。 |
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↓ もし以下のような 警告が出る場合は、IE で mixi にログインをしておく必要がある。 ブラウザが開くので、mixi にログインを行っておく。 ↓ |
ブラウザでのログインの際、
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[バックアップ開始] ボタンを押すと、右側の ビュー
に、メッセージ数とともに、メッセージリスト一覧がツリービューで表示される。 ここで バックアップするメッセージを選択することができる。すべてバックアップする場合は、ここを操作する必要はない。 |
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メッセージリストがある状態で、再度 [バックアップ開始]ボタンを押すと、いよいよ バックアップ処理がはじまる。 | ||
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メッセージの保存先を指定する。 [新しいフォルダの作成]ボタンで、新規フォルダ作成することもできる。 |
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メッセージのバックアップがはじまる。
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3.結果 | |||
バックアップ結果
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バックアップされるファイル形式は 次の通り |
撤退!mixiメッセージでは、バックアップと同じ要領で、指定したメッセージの削除ができる。
完全な削除には二段階の操作を要する。
1.[メッセージをごみ箱に入れる]で、メッセージ(選択〜全部)をmixiメッセージの「ごみ箱」に入れる操作
2.[ごみ箱を空にする]操作
それぞれ、独立に操作できる。
たとえば[ごみ箱を空にする]ボタンは、現在 mixiメッセージの ごみ箱に入っているメッセージだけを削除し、他の現存メッセージは操作しない。
また[メッセージをごみ箱に入れる]で処理したメッセージは、mixiメッセージの ごみ箱に入るだけで、完全に削除されるわけではない。
いずれの場合も、
・バックアップが確実にとれているか?
入念に確かめてから、操作していただきたい。
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ま、それはともかく。
撤退!mixiメッセージは、撤退!mixi日記 と同様
HTMLファイルをプレーンテキストから、内容分離(パーシング)する原理で動作する。このため、mixi の画面レイアウトに少しでも変更があれば、かんたんに
動作しなくなる(と思う)。
あらかじめご了承いただきたい。
また、お約束だけど
本ソフトウェアを使用した結果、なにか損傷とか、より困ったことになるなど、面倒なことになったとしても、私としては
どうにもできんから、その点、ご理解願いたい。
(2008/04/17・山崎はるか)
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